名古屋市緑区青山2-196

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歯周病について

歯周病は生活習慣病です

歯周病は、40歳以上の日本人の約8割がかかっていると言われ、生活習慣病の1つとされています。また、歯を失う原因の1位でもあります。初期は自覚症状がなく、気づかないうちに進行し、重度になると歯を失う可能性が高くなります。
手遅れになる前に、歯科医院での定期的な検診が大切です。

全身の健康にも影響があります

歯周ポケットが深くなり、細菌が血液中に入ると全身に運ばれ、肺炎や糖尿病の悪化、脳梗塞など、様々な疾患を引き起こしてしまう可能性があります。

治療方法

ブラッシング指導

歯周病菌が潜む歯垢を丁寧に落とし、「プラークコントロール」が歯周病ケアの基本です。
歯の大きさや歯並びに合わせた適切な歯みがきの方法、歯ブラシや歯みがき剤の選び方などを、分かりやすくアドバイスいたします。

SRP

歯垢が次第にかたまると、歯みがきでは取り除けない歯石になります。歯の表面に付着した歯石を、スケーラーと呼ばれる専用器具で除去し、歯周ポケットの奥、歯根についた歯石はルートプレーニングで除去します。

メンテナンス(SPT)

歯周病の病状が安定した後は、歯周組織を維持するSPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)が重要です。
SPTを行うことで、再発の防止と、再発してしまった場合、早い段階での適切な処置が可能です。治療後も経過観察と予防処置を徹底します。

内服

位相差顕微鏡で歯周病菌の状態を調べ、内服薬を処方します。
当院では、基本的な治療に加えて、薬を併用し、症状の改善を目指します。主に、歯周病菌に対して強い抗菌力を発揮する抗生物質「ジスマロック」を処方しています。

外科処置

歯周病が進行し、重症化してしまうと基本的な治療では改善しない場合があるため、外科処置を行います。
外科処置では、歯肉を切開して歯根を露出し、歯石や感染部分を除去するフラップ手術を行います。歯槽骨が溶けている場合は、歯周組織再生療法も併用して行います。

お口の健康を保つため、しっかりとサポートいたします 当院の予防処置